英語の絵本を読んでみよう

英語の絵本を読んでみよう

日本もグローバル化が進み、子どもに英語の学習をさせる親御さんが増えています。それは家庭内だけの話ではありません。学校でも、年々英語教育に力を入れるようになっています。現在、小学5、6年生は英語が必修科目となっています。さらに、2020年からは、小学3、4年生にも、英語の授業が取り入れられます。

正確には、3、4年生には年35時間、週1、2回程度の「外国語活動」の時間が追加されます。これは、現在の5、6年生が受けている授業と同程度の時間で、学習内容も、現在の5、6年生が勉強している「聞く」「話す」ことが中心です。

そして、5、6年生は、外国語活動から、本格的な教科としての「英語」の時間がもうけられます。今の2倍の年70時間の授業を受け、国語・算数・理科・社会とともに、成績として評価されるようになります。5、6年生は、「聞く」「話す」に加えて、「読む」「書く」ことについても学ぶようになります。

学校で必修となったからといって、最終的にはお子さん自身が学ぼうと思わなければ、英語力は身に付きません。できれば、授業が始まるより前から英語に触れさせ、苦手意識をなくしておくと良いでしょう。かといって、子どもの頃から難解な洋書を与えて読ませるのは、一般的ではありません。

幼児教育におすすめの「英語絵本」

英語学習の入門におすすめのアイテムとして、「英語絵本」というものがあります。これは、文章が英語で書かれた絵本のことです。本屋で購入するほか、図書館で借りることもできます。広い図書館ならば、「英語絵本コーナー」のスペースをもうけている場所もあります。

英語絵本は、以下の3点において、英語の学習教材として優れていると言われています。

①単語・表現・文法が分かりやすい

児童書ということで、基礎的な語彙とシンプルな文章で書かれているものが多いので、英語の学習を始めた子どもでも分かりやすく、理解しやすいです。

②挿絵があるので、視覚的に学べる

挿絵は、場面を想像する時に、その補助をしてくれます。挿絵と合わせて英文を読むことで、文章とイメージを結び付けることができ、英語の表現が定着しやすくなります。

③外国の生活や文化、考え方を学べる

日本語の絵本と同じく、英語絵本も、物語を通して、子どもに日々の生活や考え方を教える役割も担っています。外国が舞台の物語ならば、その国の文化や考え方にも触れられます。

子どもがもっとも楽しく使える英語の学習教材の1つが、英語絵本でしょう。子どもに、英語に対する苦手意識を持ってほしくないと考える方は、まずは1冊、英語絵本を手に取ってみてください。図書館や児童館などの公共施設では、親子を対象に「英語絵本の読み聞かせ」を行っている場所もあります。これなら、お父さんお母さんが英語が得意でなくとも、学ばせることができますね。

英会話スクールもおすすめです

ご家庭で英語を教えるのが難しい場合、子どもを受け入れてくれる英会話スクールに通わせるのも、楽しく英語を学ぶ1つの方法です。ハンズイングリッシュスクール

たとえば、千葉県・柏にある「ハンズイングリッシュスクール」では、とにかく子ども達が英語を好きになるように、レッスンを行っています。季節ごとにハロウィンやクリスマスなどのイベントも開催していて、講師や生徒が互いに触れ合う機会を大切にしている英会話スクールです。ネイティブの講師が多く、楽しみながら少人数指導でしっかりと英語を学べる、そんな環境が整っています。

英会話スクールでは、講師や他の生徒と楽しくレッスンが行えるので、勉強しているという意識が薄く、英語を学ぶことに抵抗を覚えにくい点が魅力です。実際に英語を使ったコミュニケーションをとることによって、英会話の実践力も、英語絵本以上に身に付きやすいと言えるでしょう。

他にも、季節のイベント・アクティビティを行っている英会話スクールであれば、文化を学ぶことも可能です。日本人が欧米人と話す際によく指摘されることが「聖書に関する知識不足」です。欧米人からすれば、聖書を読むことは知識人である以上当然のことです。将来のことを考えるのであれば、聖書やキリスト教に深く関係している季節のイベントを行う英会話スクールに通わせることがおすすめです。

(最終更新 2019/12/9)