産後のダイエットに効果的!産褥体操ってなーに?

出産後は妊娠中に増えた体重やお腹周りなどのことが気になってしまいます。すぐにでもダイエットしたいと思うかもしれませんが、体が妊娠前の状態に戻るにはしばらくかかります。大きくなっていた子宮が自然に収縮していく時期でもあり、子宮が妊娠前の鶏卵ほどの大きさに近づくには1ヶ月ほどかかります。無理をせずに体の変化に合わせた対応をすることが大切です。

しばらくして体調に問題がなければ、体型を戻す方法として始めやすいのが産褥体操です。腹式呼吸や胸式呼吸を取り入れた体操で、血液の流れを良くしてお腹の壁や骨盤低筋の回復を促します。やり方はまず、仰向けに寝転び膝をまっすぐに伸ばしたまま片足をゆっくり上に上げます。戻すときもゆっくりと動かし、左右交互に5回上げ下げします。

次に、膝をまっすぐに伸ばして床に座り、足首を前後にゆっくりと動かします。左右交互に10回行いましょう、そしてそのままの状態で今度は足首を左右に10回動かします。次に、右足を立てて左足の上に交差させ、右側の足の方向に体をゆっくりとひねります。このとき両手も体と同じ方向にします。足を反対に変えて同じように5回づつ行いましょう。最後に立ち上がって背すじをしっかりと伸ばし、右手を軽く曲げて腰に当て左手をまっすぐ上に伸ばしたあと、体を右にゆっくりと曲げ腹筋を伸ばします。5回行ったら左側も同じように行いましょう。体操の後は深呼吸してリラックスしましょう。